活動報告

【農地ブログ】玉ねぎの収穫&ジャガイモの種植えをおこないました!

フードバンク仙台では、普段の作業の他に農地運営をおこなっています。今回は、4月13日(土)、4月21日(日)におこなった玉ねぎの収穫とジャガイモの種植えについて報告していきたいと思います。

・玉ねぎの収穫
 まずは、玉ねぎの収穫についてです。フードバンク仙台では、昨年の9月から玉ねぎの栽培をおこなってきました。当日は20〜30人のボランティアが参加してくれました。皆それぞれが自由に玉ねぎの苗を抜いていき、合計で300本以上を収穫しました。

 写真は収穫した玉ねぎです。とてもみずみずしい色をしていて、いい具合に育ってくれていると思います。しかし、玉ねぎの「玉」の部分は、まだ十分に育っていないことがわかります。その一方で、この時期の玉ねぎの「葉」の部分は硬くなりすぎていないため、炒め物などにすることでおいしく食べることができます。そのため、今回は「葉玉ねぎ」として収穫し、食料が必要な方々に提供することにしました。玉ねぎの収穫は5月、6月にもおこないます。そのときには「玉」の部分も十分な大きさになっていると思います。次の収穫がとても楽しみです。

・ジャガイモの種植え
4月21日は、玉ねぎ収穫と並行してジャガイモの種植えをおこないました。ジャガイモは昨年に引き続きの栽培になります。

昨年は約1トンのジャガイモを収穫することができたという成果がありました。今年は昨年よりも多くの種類の野菜を育てていくことに挑戦したいと考えています。そのため今年は、ジャガイモを育てる量を昨年の3分の1ほどにおさえ、空いた畑は他の野菜を育てることにしました。この日は、畑を耕すところから、畝づくり、堆肥・肥料をいれる作業、種芋植えという一連の作業をおこなう必要があったため、終わるのかとても不安でした。しかし、30人ちかくのボランティアがあつまってくれたこともあり、時間通りに無事作業をおわらせることができました。

・ともに農地運営をおこなうメンバーを募集しています!
 以上が、玉ねぎの収穫とジャガイモの種植え作業の報告になります。今後の予定としては、5月、6月に残りの玉ねぎの収穫をおこないます。またその後は、モロヘイヤ、にんじん、大根の種まきをおこなう予定です。なお、収穫日の翌活動日から、葉玉ねぎを早速利用者の方々へお届けしました。フードバンク仙台に食糧支援を依頼される方の多くは、生活するのに十分な収入を得られていないことや、昨今の物価高騰・エネルギー高騰の影響によって、野菜を買いたくても買えないという状況にあります。このような状況を変えていくためにも、生産した野菜を食料支援に活用し、誰もが「栄養のある食事」にアクセスできる状態をつくっていきたいと考えています。

フードバンク仙台は、どんなにお金がなくても、誰もが十分な量と栄養のある食事をとることができる社会を目指しています。そんな社会を一緒につくっていくメンバーを募集しています。「生活が大変な方のために何かしたい」、「貧困をなくしたい」という思いがある方はぜひ私たちとともに活動しましょう!

 

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