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現場レポート・調査

【ボランティア(高校生)の声vol3】食料支援に関わって感じたこと

今回、フードバンク仙台に参加しているボランティアの大八木さんに、食料支援の活動に参加して感じたことを話していただきました!

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フードバンク仙台のボランティアを経験して、私は自分が知らない世界がこんなにも身近にあるのかと感じました。
周囲に支援が必要な方がどれだけいるのか、
どのような支援が必要なのか、
何がそのような方を苦しめているのか、
全くと言っていいほど知りませんでした。
生活保護も貧困問題も教科書の中のものでしかなく、自分に何かができるとは考えたこともなかったです。
地球温暖化による水不足の問題より身近に、理不尽に水道を止められて生活する水を得られない人がいること。
最後のセーフティネットとされる生活保護が必要な状態でも、支給してもらえない人がいること。
そんな知らなかった現実を知って、自分でも支援の一助になれることを知って、私が感じたのは高校生という立場の自分が、今できることを今しなければならないということです。
自分自身フードバンク仙台のボランティアをするまで知らなかったことを、もっと多くの人に知ってもらう必要がある。
もっと多くの人に知ってもらって、さらに支援の輪が広がれば、苦しむ必要のない苦しみから解放される人がいる。
一回のボランティアでも、高校生などの学生ができることがたくさんありました。高校生だからできることもさらに見つけられると感じています。
“知って、できることを探し、実行する”
私自身、自分だからできることをこれから探し、より多くの人と支援の可能性を広げていきたいです。
(ボランティア・大八木さん)

(左端が大八木さん)

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