フードバンク仙台は、支援に携わるメンバー募集中！
「電気代を払うか食料を買うか」を選ばなければならない貧困拡大社会を変える
〜冬季にさらに脅かされる生存を守る〜
メンバー申し込みフォームはこちら
・節約のため、朝食抜き、昼間は水と飴だけで工場労働をしているシングルマザー
・夕ご飯以外の時間は電気をつけない、入浴回数を制限して年金生活をしている女性
・鼻血が頻繁に出て病院に搬送されたことがあるにもかかわらず、通院を続けるお金がない専門学校の留学生
フードバンク仙台にはこのような方々からの支援依頼が毎日のように寄せられています。このような方々のなかには「毎日ギリギリの生活をおくるなかで、精神的に追い込まれてしまっている人も多くなっています。
このような人たちに対して社会保障制度は十分に機能しているとはいえないのが実態です。生活保護を受けに自治体の窓口に行った人を、行政の職員が窓口で追い返し、生活保護を受給させないといった「水際作戦」が横行しています。また、外国籍の人たちには、たとえどんなに生活に困窮していても、社会保障を受ける権利が認められておらず、月に数万円のバイト代で学費を払いながら生活をしていくしかないのです。
最近では、物価高騰・エネルギー高騰によって食料が買えなくなってしまった人も数多くいます。物価高騰・エネルギー高騰にも関わらず、賃金がほとんど上がらないなかで、彼ら・彼女らは「ライフラインか食料か」のどちらかを犠牲にしなければ生活ができなくなっています。このような状況で、食料を犠牲にせざるを得なかった多くの人たちがフードバンク仙台に食糧支援を依頼してきています。
こういった状況で、電力会社5社が今年の1月から電気料金の値上げを発表しました（https://news.yahoo.co.jp/articles/cb061ac76f36fdc9e488f5dc9b4ebc291df15d02）。今後、寒さがより厳しくなっていくなか、仙台で電気が止まってしまうことがあれば凍死の危険性がでてきます。ただでさえライフラインを滞納している世帯が多く存在する状況での電気代の値上げは、人々のいのちを危険にさらすことにつながってしまいます。
フードバンク仙台では、このような現状を変えるために力になってくれるメンバーを募集しています！
★今の社会に違和感を感じている人
★自分も何かの力になりたいと感じている人
ぜひフードバンク仙台の活動にご参加ください！
●フードバンク仙台の活動
フードバンク仙台の活動は寄付された食品を生活困窮者に配るといったフードバンクの基本的な活動のほかに、支援依頼者から話を聞き、生活保護がつかえるのであれば申請に同行したり、仕事に問題があることがわかれば、労働組合など、連携している他団体とつなげるといった活動をしています。また、今回の電気代値上げのように、困窮している方々の生活をより苦しめるような情勢に対しては、その現場実態を分析して政策提言をしたり、抗議のアクションを行ったりしています。今年からどんなにお金がなくても栄養のある食料に誰もがアクセスできるようにするための農地運営も開始しました。
●ボランティアメンバーの普段の活動
・生活困窮者への食料支援
・生活相談
・実態の聞き取り調査
・移民労働者への通訳
・移民労働者へのアウトリーチ活動
・自治体への政策提言
・農地運営 etc…
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＜フードバンク仙台は「いのちと暮らしを守るなんでも相談会 in 仙台」に参加します！＞
貧困支援団体のネットワークである反貧困みやぎネットワークが生活相談などを受ける「なんでも相談会」にフードバンク仙台も相談員・支援員として参加します！
フードバンク仙台のボランティアに参加希望の方は、こちらの相談会に参加し、運営のお手伝いをしていただくことも可能です！
（相談会に参加希望のかたは、事前に別途活動説明会を設けさせていただきます。）
★生活が苦しい方、バイト先で問題を抱えている方、賃上げを求めたい方などは専門のスタッフに相談することも可能です。そういった方もぜひお越しください！
【「いのちと暮らしを守るなんでも相談会 in 仙台」開催日時】
2023年12月23日（土）10：30〜14：00
（支援ボランティアとして参加する方は、事前準備のため9時に集合）
【会場】
戦災復興記念館4階・第2会議室 所在地／仙台市青葉区大町2-12-1
【当日ボランティアとしてできること】
食料支援、アンケート調査、聞き取り調査・発信活動、留学生などの移民への通訳、会場運営etc…など
何か特別な知識などは不要です。自己責任が蔓延した社会に対して、おかしい、なんとかしたいと感じている人を募集しています。ぜひご参加ください！