いつも当団体の生活困窮者支援にご支援ご協力をいただきまして、誠に有難う御座います。
この度、第4期 2023年度(2023年4月~2024年3月)の活動報告書が完成いたしましたので、ご報告いたします。
2023年は物価高騰、エネルギー料金の高騰の影響が大きくなり、2023年8月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、2022年の同じ月より3.1%上昇しました。食料品を中心に物価が大きく上がっており、これは気候変動による猛暑や水不足の影響で野菜が高騰したことも関係しています。そのような結果、日々、生活はどんどん苦しくなっていきました。2023年度、そして2024年度に入った今も、生活が改善する兆しは見えない世帯はどんどん増えています。まさに命と暮らしがどう守られるのかが課題となっており、食料支援に頼らざるを得ない人たちの増加はまさに「飢餓」が日本で拡大しているといえます。国連から食料支援を受けるような海外の「途上国」では、食料へのアクセスが制限されており、「食料への権利」が侵害されているといわれています。そのような環境は、もはや海外の話ではなく、日本でも起きていることなのです。食料への権利が侵害されているということはそのまま、生存権が危ぶまれている社会であるといえます。私たちは食料への権利を守り、生存権を守るため、この課題に日々取り組んできました。
支援活動に邁進できたのも、食料や金銭、場所や様々な物品でご支援を賜った結果だと思います。ご協力・ご支援をいただいた皆様には厚くお礼を申し上げます。
これからも支援活動に邁進していきますので、
引き続きよろしくお願いいたします。